2017年1月24日火曜日

入試直前・陣中のすごし方

青木学園 小学部

入試までいよいよ後わずか!今日からの一週間をどう過ごすかが入試の成否を分けます。

そこで今回、青木学園より過去に受験を経験したお母様方に「直前・陣中のすごし方」

をお聞きしました。貴重な意見が数多く含まれていますので是非実行してみてください。


1. この時期は何といっても食生活と睡眠です

・夜型のお子様は、一日も早く朝型に切り換えてください。夜、寝つけない時はお布団の中で「4科のまとめ」でも読みましょう。

・風邪予防のためにも野菜をたっぷり摂らせましょう。ほうれん草の茹でたものをカレーやグラタンに入れたり(冷凍の茹で野菜も栄養価は同じですから多いに利用してみては?)、麺類に多種類の野菜を入れる(ネギ、人参、キャベツ、ニラ、きのこ類、モヤシ等)、具だくさんのみそ汁etc……。


2. 風邪とケガに注意する

・お子様が学校や塾へ出かける時、おうちの方が笑顔で「車に気をつけてね」とひと声かけるだけでずいぶん違います。

・帰宅したら手洗いとうがいを必ず(私の経験上、イソジンは効きます)。

・受験日の直前に風邪をひいてしまったら、子供は学校を休みたがらない場合が多いのですが、必ず病院で薬を処方してもらい、学校も休ませましょう。

・もし、受験当日に体調が悪くなったら、決してご両親等、周りの方がうろたえないこと。
お子様自身が、「この日のために今までがんばって塾にも通ってきたんだ、何くそ、こんなことには負けないぞ!!」と試験に臨んでくれるはず!! お子様の気力を信じてあげてください。
現に体調がひどくても合格した例はたくさんあります。
下痢や嘔吐がある場合は、受験に付き添って行かれる方がいいでしょう。
また、着替えを持っていってください。


3. 受験当日に備えて

・雪や大雨の場合に備えて、ゴム長靴かその代わりになる靴を準備しておいてください。
そして当日は、お子様のリュックに替えの靴下と小さいタオルを持たせてください。

・当日の交通手段を(早朝の場合等はバスがなかったりしますから、タクシーの予約を早めにしておいて、前夜もう一度確認してみるくらい慎重に)確実に調べておきましょう。できれば、本命校だけでも、お母様が同時刻に受験校へ着く予行をしておかれたら完璧です。

・「朝、起きたら一面の銀世界」ということもありますから、お母様は大丈夫と思う時間よりも30分~1時間早起きをしてください。
お子様のためにやってあげられる大切なことは、食事作りとコレだと思います。

・もし、お弁当が必要なら、消化の良いものを。合格体験記等にはよく「トンカツ」が出てきますが、揚げ物やキムチ等は前夜あたりから控えたほうが賢明ですね。
 チョコレートはほんの少し持たせると甘みとカフェインが疲れた脳に効くそうです(たとえば「キットカツ!!」と言って、キットカットの小袋を持たせる)。



4. 最後に

・お子様のダラダラした態度に苛立つこともあるでしょうが、そこでガミガミ言ってしまっては、勉強の方ものらないでしょう。塾で友達と机を並べていれば、お子様にも必ず「受かりたい!!」という気持ちはあるはずです。
お家の方も疲れていらっしゃるでしょうが、お子様も塾通いをしているだけでも十分頑張っているわけです。その姿に心からエールを送ってあげましょう。
そしてお子様に言ってあげてください。
「この一週間を頑張れば、半年前の1ヶ月に相当する価値がある!」と。ラストスパート!!まさにコレ!!


**学園より:「現役生は前日まで、そして小学生は当日まで伸びる!」